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新年ご挨拶

中津川商工会議所 会頭 杉本 潤

あけましておめでとうございます。

会員の皆様におかれましては、平成30年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。

会頭に就任して1年間、商工会議所の活動にあたりまして常議員をはじめ、議員、会員の皆様には、格別のご支援、ご協力を賜り感謝申し上げます。

今年の干支は、「戊戌」(つちのえいぬ)であります。「戌」は人との付き合いも古く、親しみ深い動物です。特徴としては勤勉で努力家といわれています。また、安産を祈願することでも知られており、会員の皆さんの安定経営やさらなる発展にあやかりたいものです。

さて、昨年はトランプ大統領の動向や、北朝鮮のミサイルの脅威など、国際情勢に大きな影響を与えるニュースがありました。

国内に目を向けますと、森友・加計学園問題で揺れる中、衆議院の解散・総選挙が行われ、11月には第4次安倍内閣が発足、株価も年後半には2万2千円台を超え、表面的には安定している状況で新年を迎えることができました。

しかし、足元を見ますと、商工会議所を構成する中小企業、小規模事業所にとっては、慢性的な人手不足や、経営者の高齢化、後継者不在などによる廃業など、経営者の悩みは尽きなかった1年だったと言えます。

 

 

~東美濃地域の一体感~

 平成29年10月12日に第1回東美濃ナンバー実現協議会が設立されました。会長に田代正美多治見商工会議所会頭が就任し、その他可児市と御嵩町を含めた東美濃地域の6市1町の首長、議長、区長会長、商工会、商工会議所などで「東美濃ナンバー」取得に向けて鋭意、手続きを進めています。たかがナンバープレートかもしれません。

しかし、2027年リニア岐阜県駅設置が決定された今、東美濃地域の行政、財界が連携して取り組む第1歩として大きな意義を感じます。東美濃40万人都市圏域を意識した街づくりを進めるには、岐阜県はもとよりこの地域が一丸となってリニア岐阜県駅をハブとした活用を真剣に考える必要があります。過日、東美濃商工会議所連絡協議会や当所の常議員会で「リニア中央新幹線岐阜県駅周辺開発構想」の提言書を示させていただきました。

東美濃地域においては、予測される社会変化を的確に捉え、リニア岐阜県駅の開業を契機に新都市の形成を目指す必要があります。その重要なコンセプトは、多様な「人が集う」ことであると考えます。

「東美濃地域の魅力が向上」し、定住人口や交流人口が増加し、ものづくり、観光など産業の活性化がなされ、この東美濃地域がますます発展することを期待しています。

 

~重点施策の積極的な推進~

今年度の商工会議所の重点施策に大きく3つの柱を掲げています。「リニア岐阜県駅にふさわしいまちづくり」では、中心市街地活性化基本計画の再認定に向け、中心市街地活性化協議会での意見調整や中津川市との施策連携をする形でハード、ソフト合わせ38事業が具体化され、年度内には申請できる運びとなりました。

特に懸案となっていました新町ビル跡地周辺には子育て支援施設や名誉市民でもある前田青邨関連施設なども整備することが盛り込まれ、内外からの人の交流が期待されます。

また、リニア中央新幹線の開通に期待する会員の声も多く、リニア岐阜県駅周辺についても商工会議所の立場で提言を行っていきたいと考えます。

「世代を超え中津川(ふるさと)支える人づくり」では、中津川商工会議所の将来的なビジョンの策定を進めています。会員の皆さんからのアンケートをもとに、会員増強、若手経営者・後継者の育成に加え、深刻な労働力不足にも対応できるアクションプランも策定し、会員事業所が持続的に活性化できる仕組みなども進めています。

「効果のある会員支援と情報ネットワークづくり」につきましては、約1750の会員の皆様にとって身近で、頼りがいのある商工会議所を目指し、計画的な事業所訪問や経営支援を引き続き行ってまいります。

今後の中小・小規模事業者の経営環境は、急激な人口減少や高齢化といった構造的な課題と直面していく中で、重点課題として懸念される労働者不足、消費税率の再引き上げ、技術革新の進展などますます厳しさが増すと思われます。しかし、このような時代こそ「働き方改革」や「健康経営」の導入など、働きやすい環境、効率的な企業経営に向け、持ち前の機動力やアイデアで新しい活路を見出していくことが重要です。

昨年1年の活動を振り返ると、時代潮流にあった商工会議所の展開から各部会、各委員会においても積極的な視察や講演会の開催など会員間の活動も活性化しつつあるように思います。

本年も引き続き「変化への対応、改革から進化へ」の視点で果敢に取り組む中小企業・小規模事業者への経営支援を実施してまいります。

なお一層の会員各位のご理解とご協力をお願いし、年頭にあたってのご挨拶といたします。

 


2018年1月 1日 08:00