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新年ご挨拶

   中津川商工会議所

 会頭  杉本 潤

 

あけましておめでとうございます。

会員の皆様におかれましては、平成29年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年11月に会頭に就任し初めての新年を迎え、商工会議所の役割の重大さと、この地域が持つ多くの魅力を広く発信できる期待感で、清々しい気分で決意を新たにいたしました。

昨年の日本経済は、先行きの不透明感がぬぐいきれない中、後半にはアメリカでのトランプ次期大統領の決定を受けその期待感から円安・株高が進行しました。今後も日本の主力産業である輸出企業にとって追い風となり、日本経済にとってプラスに作用すると思われます。

一方、地域経済とそれを支える中小企業・小規模事業者は、長期化する人手不足や個人消費の停滞など、依然として好景気を実感するには至っておりません。今後、国の地方創生に重点を置いた政策や、岐阜県の成長・雇用戦略の取り組みなどを注視し、地方経済が好環境となるよう期待をしております。

 

~変化への対応、改革から進化へ~

 中津川市においては、本年3月に「中津川市中小企業・小規模企業振興条例」改正案が上程される予定です。これは、これまで以上に小規模事業者をはじめとする中小企業のみなさんへの支援が強化できるものです。

当所においては、一昨年国の認定を受けた「小規模企業経営発達支援計画」に基づき、各種ビジネス商談会や需要動向調査、補助金申請支援など、地域中小企業・小規模事業者の経営課題の解消に向けて取り組んでまいりました。

今後の経営環境は、急激な人口減少や高齢化といった構造的な課題と直面していく中で、重点課題として懸念される労働者不足、TPPの動向、消費税率の再引き上げ、技術革新の進展などますます厳しさが増すと思われます。しかし、このような時代こそ中小企業・小規模事業者の持前の機動力やアイデアで新しい活路を見出していくことが重要です。「変化への対応、改革から進化へ」の視点で果敢に取り組む中小・小規模事業者への経営支援を実施してまいります。

 

~リニアにふさわしいまちづくりのスタート~

 昨年末には、リニア中央新幹線の岐阜県内の工事が瑞浪市で着工されました。2027年のリニア岐阜県駅開業に向け、JRにおいても各所の工区で契約がなされ着実に工事は進んでいきます。先端産業の誘致や車両基地・車両整備工場を活かした雇用の創出、「リニアの見える丘公園」の設置など、新しい産業づくりがこの地域の移住・定住につながると考えます。この地域を訪れた人々がもう一度訪れてみようと思っていただけるような『おもてなしのできる中津川』をめざし、リニア岐阜県駅にふさわしい地域づくりを特に力を入れて取り組んでまいります。

中心市街地の活性化については、中津川市と協調し、「中心市街地活性化基本計画」の二期計画策定や、「まちづくり会社」の設立について具現化していきます。

また、本年3月には「ロボカップジュニアジャパンオープン中津川大会」を、東美濃ふれあいセンターを会場に開催いたします。これは全国から選手やその家族など2000人以上の人が参加する大きなイベントとして、中津川の活性化に寄与できるものです。

 

~中・長期のビジョンづくり~

商工会議所は商工業の改善・発展のための諸事業を行うばかりではなく、地域全体の発展を考えた事業活動を行わなければなりません。そこで、中津川商工会議所の10年~20年先を見据えた有るべき姿を「中・長期ビジョン」として策定をしたいと考えております。

商工会議所の組織を強化するための会員増強や、若手経営者・後継者の育成強化など、様々な課題を抽出し、それらの解決に向けた方策を皆さんと一緒に考え「アクションプラン」を作り上げます。それをもとに、単年度ごとの事業計画を立てそれを着実に実行していくことにより、リニアにふさわしい地域になってくものと確信をいたしております。

そのために先ずは部会・委員会活動を活発化し、あわせて正確な情報収集と迅速な情報発信を行い、親切で身近な会員の皆様に喜んでいただける商工会議所を目指してまいります。

 

結びにあたり、皆様にとりまして本年がご健勝で飛躍の年となりますことを祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。


2017年1月 1日 12:08