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商工会議所について

平成29年度事業計画

 

平成29年度事業基本方針

自 平成29年4月1日   至 平成30年3月31日

 

 我が国の経済は、昨年後半より続く円安株高傾向により、輸出産業を中心に明るさが見えており、米国におけるトランプ大統領の今後の対日政策にも注視しながら、国内の個人消費や企業の設備投資の拡大による景気の上昇に期待をいたします。

一方、足元では「潜在成長率」が0%台にまで低下し、「人口急減」と「地域の疲弊」という2つの大きな構造的な課題はさらに深刻度を増しています。商工会議所組織の基盤であります中小・小規模企業の後継者不在による廃業等で事業者の減少も加速しており、地域を担う商工会議所会員企業の多くは成長の実感を得られておりません。

 

中津川市においては、地方版総合戦略やビジョンに基づいた地方創生プロジェクトが具体的に動き出しています。そのなかにおいて、商工会議所は地域の多様な主体の中核となり、広域観光振興農商工連携、地域資源や強みを活かした成長産業の育成など、域外の需要、消費、投資を取り込み、地域で産んだキャッシュを地域で消費する好循環を創出していかなければなりません。

 

市内でいよいよ工事が始まるリニア中央新幹線の平成39年開業に向けて、中津川のブランド力の強化と全国・世界に向けた情報の発信に注力し、平成29年度の事業を進めてまいります。

 

【平成29年度スローガン】

 『飛躍する中津川のチャンスを活かしたブランド化』

【事業の中心となる三本の柱】

 「リニア岐阜県駅にふさわしいまちづくり」

 「世代を超え中津川(ふるさと)を支える人づくり」

 「効果のある会員支援と情報ネットワークづくり」

 

一つ目の柱「リニア岐阜県駅にふさわしいまちづくり」においては、平成39年のリニア岐阜県駅開業に向け、先端産業の本社機能や研究開発機能の誘致や、車両基地・車両整備工場を活かした雇用の創出、新しい産業づくりがこの地域の移住・定住につながると考えます。この地域を訪れた人々が再び訪れてみようと思っていただけるような『おもてなしのできる中津川』をめざし、「リニアの見える丘公園」の設置をはじめ、リニア岐阜県駅にふさわしい地域づくりを特に力を入れて取り組んでまいります。また、中心市街地の活性化については、中津川市と協調し、「中心市街地活性化基本計画」の二期計画策定や、「まちづくり会社」の設立について具現化していきます。

 

二つ目の柱「世代を超え中津川(ふるさと)を支える人づくり」では、中津川商工会議所の10年・20年先を見据えた有るべき姿を「中・長期ビジョン」として策定をし、商工会議所の組織を強化するための会員増強や、若手経営者・後継者の育成強化など、様々な課題を抽出し、それらの解決に向けた方策を皆さんと一緒に考え「アクションプラン」を作り上げます。また、昨年度末中津川において開催された「ロボカップジュニアジャパンオープン2017ぎふ・中津川」を契機とし、子供たちの科学の芽の醸成にさらに力を注ぎます。

 

三つ目の柱「効果のある会員支援と情報ネットワークづくり」では、先ごろの市議会において改正が可決された、新「中津川市中小企業・小規模企業振興条例」の趣旨に沿って、「小規模企業経営発達支援計画」に基づき、地域中小・小規模事業者の経営課題の解消に向けて引き続き取り組んでまいります。今後の経営環境はますます厳しさが増すと思われます。しかし、このような時代こそ中小企業・小規模事業者の持前の機動力やアイデアで新しい活路を見出していくことが重要です。「変化への対応、改革から進化へ」の視点で果敢に取り組む中小・小規模事業者への経営支援を実施してまいります。

以上の方針に沿って事業を行ってまいりますので、会員各位のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

 

以下に、重点施策、事業細目を掲げます。

 

平成29年度 重点施策

 

1.中・長期ビジョンの策定に向けての取組み

 (1)組織活性化のための事業仕分けの実施

 (2)活動方針、活動理念、重点施策、重点事業の検討

 (3)組織、目標値の検討

 (4)ビジョンの策定

 

2.リニア中央新幹線岐阜県駅にふさわしいまちづくりに向けた取り組み

 (1)岐阜県、中津川市の関連会議への積極的参加と提言活動

 (2)リニア効果を見据えた総合的な事業提案と活性化への取組み

 

3.中心市街地活性化と基本計画の再認定に向けた取り組み

     (1)第2期中心市街地活性化基本計画再認定に向けた市との連携

     (2)まちづくり会社の設立に向けた取り組み

 

4.未来(あす)につながる人づくり中津川を目指した取組み

 (1)若手経営者の育成

 (2)将来の地元製造業のコアとなる人材育成(ロボカップ)などへの支援

 (3)女性の活躍への支援

 

5.中津川の宝もの発掘とプロモーション活動への取り組み

 (1)広域連携による観光や食のパッケージ化

 (2)中山道など全国発信できる資源の磨き上げとPRの推進

 (3)和菓子などの特産品のブランド化

 (4)リニア駅開業に向けての新商品の開発支援

 (5)歌舞伎や音楽など中津川に活性化をもたらすイベントの支援

 (6)中津川出身者との連携と招聘

 

6.中小・小規模企業の発達・継続支援による企業活力の増進

 (1)慢性的な労働者不足への対応

 (2)「経営発達支援計画」に沿った小規模事業者、新規創業者への支援

 (3)「中小企業支援センター」コーディネーターによる中小企業支援

 

7.グローバル経済時代への対応

 (1)外国人旅行者誘客活動の推進と受け入れ態勢の整備

 (2)海外経済ミッションの企画立案

 

8.会員の皆さんに信頼される商工会議所への取組み

 (1)会員訪問による情報収集と情報発信

 (2)会員増強(目標1800会員)への取組み

 (3)共済制度の推進と自主財源の確保