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商工会議所について

平成23年度事業計画

自 平成23年 4月 1日 至 平成24年 3月31日

わが国経済は、未だ本格的な自律回復に向けた展望が開けず、円高や長引くデフレ、厳しい雇用情勢など予断を許さない状況にあると言われています。

加えて、わが国は、人口の減少、急速な高齢化のもとで、国内市場の縮小、危機的な財政状況、社会保障負担の増大など構造的な課題を抱えており、国民は閉塞感に覆われております。

このような現下の閉塞感を打破し、明るい未来を拓くため、地域的総合経済団体である商工会議所は、地域の核として先頭に立ち、地域経済活性化に向けた取組みのコーディネーターの役割を発揮していく必要があります。

何よりも今の状況から少しでも早く脱却することを期待して、「中津川市中小企業支援センター」の一層の充実や各種セミナーの開催、先進企業視察やワーキングツアーの実施、経済海外ミッションの開催などにより商工業の活力回復への支援を実施します。

街のにぎわいを創出するため、中心市街地活性化基本計画に基づく六斎市、のれん巡り、一店逸品運動など各種事業の推進や、おいでん祭、中山道祭りなどイベントの開催支援にも引き続き一層の力を注ぎます。

まちづくりには、女性の力が欠かせません。市内の商店の女性で構成する団体が取組んでいる花飾りやのれん掲出などの事業をさらに推進するとともに、おかみさんネットワークの充実を図ってまいります。

観光の振興も重要であります。中山道に代表される観光資源の活用にとどまらず、自転車の活用やウォーキングと産業観光を組み合わせた観光コースの開発、創作なかつがわ料理コンテスト入選作の活用と普及などの事業を引き続き実施してまいります。

今年は、和宮降嫁150年の記念すべき年にあたります。150年前、和宮が中津川宿で宿泊された日と同じ10月29日に、「全国中山道宿場会議」が中津川市で開催されます。中津川の魅力を全国に発信する絶好の機会と捉え、積極的に取組んでまいります。

文化と歴史のまち中津川には多くの優れた資源が残されていますが、必ずしも有効活用されておりません。これらの資源を掘起し、観光資源として有効活用する研究をしてまいります。また、子ども達に中津川の文化と歴史を教え伝えていく活動にも力を注ぎます。

ものづくり都市中津川の未来のために、子どもたちに科学の心を醸成するロボカップ事業の強化に努めます。
また、リニア中央新幹線停車駅を想定した交通インフラ整備促進のための運動、神坂スマートインターの建設促進運動など中・長期的視野に立った事業の推進に力を注いで参ります。
広域的な事業の推進に当たっては、近隣地域との有機的連携が大切であります。

中津川北商工会や恵那商工会議所をはじめとする東濃地域との連携強化を図ってまいります。来年、ぎふ清流国体が開催され、中津川市ではレスリング競技が行われます。大会の成功に向けて支援と協力をしてまいります。

以上、主要な事業を例示しながら新年度計画の概要を申し上げましたが、今直面している経済の難局を乗り切り、地域の発展と会員企業の繁栄に資するため、「地域になくてはならない会議所・信頼いただける会議所」を目指し、役職員一丸となって邁進いたす所存でございますので、会員各位のご理解とご支援をお願い申し上げます。

以下に、運営の基本方針、主要目標を掲げます。


運営基本方針

地域に根ざした地域的総合経済団体である商工会議所の役割を認識し、地域事業者の経営の安定と更なる成長・発展、創業・経営革新への挑戦を支援する。また、地域的課題についての迅速・的確な提言活動をおこなうとともに地域社会の福祉の増進に寄与する。


主要事業目標

1. 時代の潮流・構造変化に対峙するイノベーションの推進

経済社会が急速に変化し多様化する中で、個々の中小企業が持ち前の機動力やバイタリティー、独自の強みを存分に発揮し、柔軟に挑戦できるような環境づくりがこれまで以上に重要になってくる。 経済全体を牽引する源であり、社会の主役である中小企業が活力を取り戻すための「個々が光るイノベーション」の推進を支援していく。

2. 中小企業の経営課題へのきめ細やかな支援

会員企業の経営の安定と地域の活性化を図るため、「中津川市中小企業支援センター」の更なる充実に努め、ミニ講座、ミニワーキングツアーの開催、コーディネーター及び支援員が直接事業所へ出向く出張相談の実施などコーディネーターの活用強化により、相談事業の一層の活用拡大を図る。 また、会員企業および所属従業員のための各種セミナーや教育訓練研修の開催、先進地視察やワーキングツアーの実施、経済海外ミッションの開催などにより、中小企業の絶え間ないイノベーションへの挑戦のための支援を実施する。

3. 地域資源を活かした地域活性化への取組み支援

「中心市街地活性化基本計画」に基づき、コンパクトでにぎわいのあるまちづくりを推進するとともに、産業観光、ウォーキングや自転車による観光振興への取り組み、女性パワーを生かしたおかみさんネットワークの充実やおもてなしの心によるまちづくり、「六斎市」をはじめとする農商工連携による地産地消の推進など地域の特性と中山道中津川宿などの資源を活かした地域活性化への取組みを強化する。 さらに、文化のまち中津川の資源を再発掘し、再認識することにより観光資源としての有効活用を図るとともに、子ども達に中津川の良さを教える活動を推進する。

4. 将来の地域活性化につながる事業の推進

(1)ものづくり都市中津川の次代を見据えたロボカップ事業、新エネ・省エネ時代の到来を見越した取組みと研究、神坂スマートインターや濃飛横断自動車道など交通インフラ整備促進のための運動など中・長期的視野に立った事業を実施する。

(2)リニア中央新幹線岐阜東濃駅設置を想定した、東濃地域が一体となった運動展開、停車駅を中心とした圏域のアクセス整備の研究、JR東海が行う調査への協力や啓蒙活動などの運動を推進する。

5. 新時代に対応した商工会議所の構築

会員数が減少傾向にあり、国や県の補助金も厳しくなる中、自己財源の確保と経費の縮減に努めて財政の安定を図るとともに、商工会議所の存在価値の更なるアピールと様々な情報の提供に努め、会員拡大や共済加入の促進活動を強化する。
環境、新エネルギー・省エネルギー設備の導入による経費の節減と啓蒙活動を推進するとともに、職員のリノベーションの喚起とスキルアップによる組織イノベーションの推進により「企業・市民・地域社会にあまねく開かれた商工会議所」、「役に立ち、信頼される商工会議所」を目指す。


平成23年度重点施策と課題

可能性の追求! 選ばれる"まち"中津川づくりに向けて

1. 時代の潮流・構造変化に対峙するイノベーションの推進

(1)個々が光るイノベーション
(2)グローバル視点に基づくイノベーション
(3)閉塞感打破に向けたイノベーション
(4)企業家精神の啓発
(5)組織イノベーション

2. 地域経済に活力を! 中津川力の発揮

(1)中津川市中小企業支援センターの更なる充実と活用の強化
(2)会員企業中堅・若手社員の能力向上の支援(各種研修会・人材育成プログラム)
(3)先進企業視察とワーキングツアーの実施

3. 中津川の資源発掘

(1)中山道宿場会議中津川宿大会の開催・・・和宮降嫁150周年記念事業
(2)子ども達が中津川を知る活動の推進
(3)中津川の文化を見なおし、観光資源としての活用
・中山道中津川宿かいわい認定本の有効活用
・演劇Camp in 中津川への支援

4. にぎわいと活力あるまちづくり

(1)六斎市の更なる進化と盛り上がりへの注力
農商工連携による地産地消の促進・・・中津川北商工会・農業者との連携・協力、子ども達、若者が楽しめるイベントの開催
(2)創作なかつがわ料理の活用と普及
(3)女性パワーの発露と「おかみさんネットワーク」の充実
(4)地域が企画し集客する着地型旅行商品の開発(中津川まるごと体験バスツアーの実施)

5. リニア中央新幹線への取組み

(1)停車駅を想定した圏域の交通インフラ整備促進のための運動、濃飛横断自動車道、神坂スマートインター
(2)リニア建設に向け、各種事業やあらゆる調査などへの協力と啓蒙活動の推進

6. 新エネルギー・環境問題への対応と発信

(1)中津川商工会議所ビルにおける新エネルギー設備導入モデルビル計画事業
(2)省エネルギーの取組みと研究(啓発・視察・普及)

7. グローバル社会に対応する経済活動の推進

(1)海外ミッション(スリランカ)の実施

8. ぎふ清流国体への対応

(1)中津川で行われるレスリング競技大会の成功に向けた支援と協力

9. ロボットのまちづくりを目指した活動事業の推進

(1)子ども達に科学の心・物づくりの心の醸成
(2)ロボカップジュニア事業の推進と参加の拡大

10. 役に立ち、信頼される商工会議所の確立

(1)企業・市民・地域社会にあまねく開かれた商工会議所を目指す
(2)会員が元気になるための「明るく活気のある職場」つくり
(3)事務局職員のリノベーションとスキルアップ
(4)チームワークを高め、行動する会議所の構築
(5)支援センターコーディネーターと経営支援員の連携の強化
(6)部会活動の活性化